“トナカイ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:となかい
語句割合
馴鹿100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一部の肉はよく保存され「それが凍っているかぎり馴鹿トナカイや馬の凍肉のように暗紅色をして新鮮な様子で」あったが
永久凍土地帯 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
その遺骨おびただしく、当時の人の遺物とともに残れるを見ると、当時の人は専ら野馬猟を事とし、その肉を食用したので、野馬の遺骨を、当時の人が骨や馴鹿トナカイ角に彫り付けた野馬の図から推して
馴鹿トナカイの臭みがして小汚くて、赤と黄との図案があまりにけばけばして、子供でもない自分が肩から引掛けるのはいささか気がさしたが、そこはそれ旅の気安さであった。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)