“シャンデリア”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
飾電灯45.5%
集合電燈18.2%
飾電燈9.1%
大飾灯9.1%
装飾灯9.1%
集合燈架9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さすがに飾電灯シャンデリアばかりは煌々として雪白せっぱく食卓布テーブルクロスの上一杯に、紫羅欄花あらせいとうやチューリップ、ダアリアなぞの飾られた広い森閑がらんとした食堂で
陰獣トリステサ (新字新仮名) / 橘外男(著)
集合電燈シャンデリアの華やかな昼のような光の下に五百人を越す紳士とその半分に近い婦人とがしとやかに席に着いた。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
中は真っ暗、誰かがスイッチを入れましたが、カチリと音を立てただけで天井の飾電燈シャンデリアも、美しい床電灯フロアスタンドきません。
笑う悪魔 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
が、熊谷家の大玄関一パイに溢れた飾電燈シャンデリアの光に照し出されて、樫の大扉を背に、大理石のモザイクの上に立った、足の勇の風采もまた抜群だったのです。
笑う悪魔 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
そして、香気と名流と大飾灯シャンデリアと八面壁画とに、帝室アルバアト歌劇場のように天井の高いこの「機会の市場」だ。
踊る地平線:09 Mrs.7 and Mr.23 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
臨時に設備された大装飾灯シャンデリアが天井に輝いているので、いつか見た、微かにゆらぐ灯の中から、読経や風琴オルガンの音でも響いてきそうな——あの幽玄な雰囲気は
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
これから二つの大きな瓦斯集合燈架シャンデリアがぶら下り、また脚光にも瓦斯が使用してあった。