“キツパス”の漢字の書き方と例文
語句割合
扇子100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
椰子でつくつた扇子キツパスでゆるく蚊を追ひながら、さつきから暗いヴェランダで何か考へごとをしてゐる樣子だつたけれど、球江が鏡の前に坐ると、やつと澄子は部屋のなかへ這入つて來て
ボルネオ ダイヤ (旧字旧仮名) / 林芙美子(著)