“カルネワレ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
謝肉祭50.0%
謝肉50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
謝肉祭カルネワレの時の競馬くらべうま費用ものいりをも例の如くわきまへ、又定の日には加特力カトリコオ教徒の寺に往きて、宗旨がへの説法をも聽くべし、と願ふことなり。
兩邊の高き家には、窓ごとに床張り出したるが、男女の群のその上に立ち現れたるさまは、こゝは今も謝肉祭カルネワレの最中にやとおもはるゝ程なり。
杏花きやうくわは盛に開きたり。柑子かうじの木日を逐ひて黄ばめり。謝肉祭カルネワレは既に戸外に來りぬ。
行末は人の前に出でゝ、神のみことばをも傳ふべきに、今いかでかさる戲せらるべき。謝肉カルネワレの祭はまだ來ぬものを、とのたまひき。
さはあれ式の日には、僧官たちも皆臨席せらるゝが上に、外國の貴賓も來べければ、さる戲はふさはしからず。謝肉カルネワレの祭をこそ待ち給ふべけれ。