“カアマ”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その殿下にあれほど盲目になり切っているのもカアマなれば、また殿下にしてもそういう女性に付きまとわれていられるというのも、ことごとくカアマという言葉以外では説明の方法がないのです
ナリン殿下への回想 (新字新仮名) / 橘外男(著)
カ氏はこの恋をカアマだと評したが、いつ自分に好意を持ってくれるともわからぬ兄を殺した異国の王子の後を慕って淋しい女の身で流浪の旅をどこまでも重ねてゆこうとしているこの婦人の恋を
ナリン殿下への回想 (新字新仮名) / 橘外男(著)
私もまったくカアマだと感ぜずにはいられなかった。
ナリン殿下への回想 (新字新仮名) / 橘外男(著)