“インチ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:いんち
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「本当でございますか、それは……あのう、十六吋の砲弾、いや十八吋の砲弾、二十インチの砲弾をうちこまれても沈まないのですぞ」
せいぜい四インチばかりの波型の幌飾りが四方を取りまわして、その幌飾りのへりが青で、それが八月の微風に涼しげにそよいでいた。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
元来サモア人は体格がいいが、ラファエレも六フィートインチ位はあろう。身体ばかり大きいくせに一向意気地がなく、のろまな哀願的人物である。
光と風と夢 (新字新仮名) / 中島敦(著)