“をやみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小休36.4%
小止36.4%
小留18.2%
小歇9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
姉が靜かになづさはる其愛撫そのいたはり小休をやみなく
小止をやみなき地獄の烈風吹き荒れて魂を漂はし、めぐりまた打ちてかれらをなやましむ 三一—三三
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
あめ小留をやみもない。
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
すさまじき谷川の響に紛れつつ、小歇をやみもせざる雨の音の中に、かの病憊やみつかれたるやうの柱時計は、息も絶気たゆげに半夜を告げわたる時、両箇ふたりねやともしたちまあきらかに耀かがやけるなり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)