“わすれなぐさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
勿忘草71.4%
忘勿草14.3%
忽忘草14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
捨吉はその風琴の前に、以前の自分を見つけるような気がした——勿忘草わすれなぐさの花を画いて、それに学び覚えた英詩の一ふしなぞを書添えて彼女に贈った自分を。
桜の実の熟する時 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
つぶらな彼女の眼は、濡れしとった忘勿草わすれなぐさのようでした。
仏蘭西のみやび少女がさしかざす忽忘草わすれなぐさそらいろの花
桐の花 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)