“るいるい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
累々88.9%
纍々9.5%
累累1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
死骸は路上に累々るいるいとしてつみ重なり、人心も不安におののき、これでこの世も終りであろうかと、世の無常をひどくはかなみ悲しんだ。
ひどくいきの悪い黄色い顔になったのを、纍々るいるいと重ねて突き出していて、そうなると一種の壮観で何やら凄絶な感じであった。
如何なる星の下に (新字新仮名) / 高見順(著)
芝生の上では、日光浴をしている白い新鮮な患者達が坂に成って果実のように累累るいるいとして横たわっていた。
大衆文芸作法 (新字新仮名) / 直木三十五(著)