“よしきよ”の漢字の書き方と例文
語句割合
良清100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
須磨は前にいったとおり、飯田良清よしきよというもののさいになっていたが、この良清は抽斎の父允成の実父稲垣清蔵いながきせいぞうの孫である。清蔵の子が大矢清兵衛おおやせいべえ、清兵衛の子が飯田良清である。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
と言ったので、良清よしきよは船へ行って入道に面会した。あんなにはげしい天気のあとでどうして船が出されたのであろうと良清はまず不思議に思った。
源氏物語:13 明石 (新字新仮名) / 紫式部(著)
惟光これみつ良清よしきよらは、自身たちの命はともかくも源氏のような人が未曾有みぞうな不幸に終わってしまうことが大きな悲しみであることから、気を引き立てて
源氏物語:13 明石 (新字新仮名) / 紫式部(著)