“ようけつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
要訣100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
故に例えば新井白石の如き、あるいは熊沢蕃山の如き、当時の政治学者のいわゆる政治の要訣ようけつを論ずるものを見るに、一つとして人民を愛護するの必要を説かざるものはない。
とにかくに作者彼らの境涯に入って見ようとすること、是が時代を知る一つの要訣ようけつである。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
名器の要訣ようけつが悟れるぞ、すべからく茶家に教われ、茶道精神が解せるぞ……と吹き込んで、それがどうなるものと松永さんは思っておられるのであろう。
現代茶人批判 (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)