“やまつゝじ”の漢字の書き方と例文
語句割合
山躑躅100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山躑躅やまつゝじは、多くの草木の中に、牛の食はないものとして、かへつて一面に繁茂して居るのであるが、それも今は霜枯れて見る影が無い。何もかも父の死を冥想させる種と成る。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
赤く咲いた山躑躅やまつゝじの花は私の眼にある……
突貫 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)