“やっとう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
剣術80.0%
竹刀20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昨夜ゆうべめえは、すんで捕捉とっつかまって、ポカリとやられちまう処だッたんだ、以前もとはお武家さむらいで、剣術やっとうの先生だから、処がモウ年を取っておいでなさるから、忍耐がまんをして今朝己を呼びによこしたんだが
「うむ、そうだ! これの兄さんで伴大次郎、じつあ三国ヶ嶽でその旦那に会って来たんだが、その節の話じゃあ、なんでも下谷の練塀小路、法外流とかいう剣術やっとうの道場にいると聞いたが——。」
煩悩秘文書 (新字新仮名) / 林不忘(著)
しきりに竹刀やっとうの声が聞こえ、もうじき於玉ヶ池の千葉先生の道場ちかくへすらきていたのだった。
小説 円朝 (新字新仮名) / 正岡容(著)