“やじうま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
弥次馬75.6%
野次馬14.6%
彌次馬9.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
箇様に悪口をつき申さば生を弥次馬やじうま連と同様に見る人もあるべけれど、生の弥次馬連なるか否かは貴兄は御承知の事と存候。
歌よみに与ふる書 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
六区を抜けて広い通りに出ると、深夜ながら威勢のいい野次馬やじうまが、チラホラかけだしていた。軒にたたずんで赤い空を眺めている人々もあった。
一寸法師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
『そ、そんなにつよいのですか。』と彌次馬やじうま士官しくわん水兵すいへいわれも/\とやつてたが、成程なるほど武村たけむらすね馬鹿ばかかたい、みな一撃いちげきもと押倒おしたをされて、いたい/\と引退ひきさがる。