“めいじん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:メイジン
語句割合
名人92.9%
上手2.4%
迷人2.4%
迷塵2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
などゝいふから、益々ます/\国王こくわう得意とくいになられまして、天下てんかひろしといへども、乃公おれほどの名人めいじんはあるまい、と思つておいでになりました。
詩好の王様と棒縛の旅人 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
夜目にも立派な洋服で、背は高くないが、きまり処のきちんとした、上手めいじんのみで刻んだという灰色の姿。月明つきあかりに一目見ると、ずッと寄ったのが山の井さんで、もう立向うと病魔辟易へきえき
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
古来、英雄の事跡を見るに、みな生死、禍福に痴情を起こさず、方寸城中一点の迷塵めいじんをとどめざるものに限ります。
おばけの正体 (新字新仮名) / 井上円了(著)