“むねかた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
宗方50.0%
宗像50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もう一度吉兵衞に逢つて、宗方むねかた家の身上を調べると、貸金はざつと三千兩。地所家作が方々にあつた上、店の有金は千五六百兩。
「錢形の親分さん、始めてお目にかゝります。——私はあの、市ヶ谷御納戸町おなんどまち宗方むねかた善五郎樣の厄介になつて居る茂與もよと申すもので御座います」
住吉すみよし、箱崎、香椎かしい宗像むねかたを伏し拝み、天皇の都へ帰られる日一日も早からんことを祈り、垂水山たるみやま鶉浜うずらはまなどの険路、難所を越えた。何れも慣れぬ足での強行である。