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むていかう
ふりがな文庫
“むていかう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
無抵抗
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
無抵抗
(逆引き)
丁度外へ出ようとした駒次郎は、ガラツ八の腕力に押へられて、蟲のやうに
無抵抗
(
むていかう
)
に縛られたことは言ふまでもありません。
銭形平次捕物控:097 許婚の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
柳原の辻斬はその
無抵抗
(
むていかう
)
な女子供まで狙ふといふ、驚くべき殘酷振りを發揮したのでした。
銭形平次捕物控:317 女辻斬
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
色の淺黒い顏の四角な顏、青髯が耳の下まで頬を染めて、腕つ節の強さうな、鬪志滿々たる男つ振りは、
無抵抗
(
むていかう
)
に人に縛られて、咽笛を默つて刺されて居る人間とは見えません。
銭形平次捕物控:219 鐘の音
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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