“みゝづく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
木兎55.6%
木菟22.2%
耳木兎22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ツクシンボウも木兎みゝづくさんもお月さんも和尚さんも、そしてパパさんもママさんも……みんな、みんな、乘んの乘んの——と汽車の客となし、汽車は大層な汽笛の音も高らかに
城ヶ島の春 (旧字旧仮名) / 牧野信一(著)
木菟みゝづくさんか、何處どこつてゐたんです」
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
「なに、見た事がない? 都育みやこそだちの人間はそれだから困る。これは二三日前に鞍馬の獵師がわしにくれた耳木兎みゝづくと云ふ鳥だ。唯、こんなに馴れてゐるのは、澤山あるまい。」
地獄変 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)