“みづおち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鳩尾87.5%
水月12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お父つあんが死んでからはこの「たむら」が、眼に見えずむしばまれるやうに他人のものになつて行く、そんな不安がぢりぢりとこみあげて来て、鳩尾みづおちのあたりがきうといたんだ、——と云ふのは
一の酉 (新字旧仮名) / 武田麟太郎(著)
平素は主として鳩尾みづおちのあたりに住んでゐる
口中にも、眼瞼にも、喉にも、胸にも、何んの變化もなく、尚ほ念入りに見た耳の穴にも、水月みづおちにも、變死らしい樣子は少しもありません。