“ぼうはな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
棒鼻71.4%
棒端28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
棒鼻ぼうはなが支えて、右近の駕籠もつづいてまったから、れをはぐって顔を出した右近が
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
五つの駕籠がギイときしんで地を離れたかと思うと、棒鼻ぼうはなをそろえて——。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
と不思議に思いながらその宿の安宿へ泊まり、翌朝発足して熊谷宿まで行くと、棒端ぼうはなの葉茶屋にその女がいたそうで。
猿ヶ京片耳伝説 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
茶屋というのは立場茶屋たてばぢゃやのことで、町から街道へ出る棒端ぼうはなには、たいがいあるものでございます。
犬神娘 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)