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ほおずき
ふりがな文庫
“ほおずき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
酸漿
71.7%
鬼灯
22.6%
鬼燈
1.9%
海漿
1.9%
王母珠
1.9%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
酸漿
(逆引き)
真菰
(
まこも
)
の畳を敷いてませ垣をつくり、小笹の藪には小さな瓢箪と
酸漿
(
ほおずき
)
がかかっていた。巻葉を添えた蓮の蕾。葛餅に砧巻。真菰で編んだ馬。
黄泉から
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
ほおずき(酸漿)の例文をもっと
(38作品)
見る
鬼灯
(逆引き)
歪形
(
いびつ
)
のペシャンコの
亜鉛
(
トタン
)
の洗面器が一つ放ったらかしで、
豆電灯
(
まめでんき
)
が
半熟
(
はんう
)
れの
鬼灯
(
ほおずき
)
そのまま、それも黄色い線だけがWに明ってるだけだから驚いた。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
ほおずき(鬼灯)の例文をもっと
(12作品)
見る
鬼燈
(逆引き)
わっ……とさけぶ間に、その燕尾の如く刎ね返った切ッ先にあたって、御池十郎左衛門の顔は、破れた
鬼燈
(
ほおずき
)
のように染まった。
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大きな
鬼燈
(
ほおずき
)
みたいな頭が、武蔵の側を勢いよくよろけて、伝七郎の方へ泳いで行った。その歩いて行った死骸につづいて、武蔵の体も咄嗟に——敵の胸を蹴飛ばしたかと思われるほど高く跳んでいた。
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ほおずき(鬼燈)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
海漿
(逆引き)
波が出て来たらしく、サイドが
微
(
かす
)
かになってきた。船も子守
唄
(
うた
)
程に揺れている。腐った
海漿
(
ほおずき
)
のような五燭燈でストーヴを囲んでいるお互の、後に落ちている影が色々にもつれて、組合った。
蟹工船
(新字新仮名)
/
小林多喜二
(著)
ほおずき(海漿)の例文をもっと
(1作品)
見る
王母珠
(逆引き)
実の
熟
(
い
)
った丹波
王母珠
(
ほおずき
)
ほど紅うして、罪もなき高笑いやら相手もなしの
空示威
(
からりきみ
)
、朋輩の誰の噂彼の噂、
自己
(
おのれ
)
が
仮声
(
こわいろ
)
のどこそこで
喝采
(
やんや
)
を獲たる自慢
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
ほおずき(王母珠)の例文をもっと
(1作品)
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“ほおずき”の意味
《名詞》
ほおずき【鬼灯、鬼燈、酸漿】
ナス目ナス科ホオズキ属に属する多年草。実の中の種を出し、口に含んで鳴らしてあそぶ。秋の季語。ほおずきの花は夏の季語。
巻貝が産み付ける卵嚢
(出典:Wiktionary)
検索の候補
ほうずき
ほおづき
ほほづき
ほゝづき
あかかがち
かたばみ
さんしょう
ほうづき
ホヽヅキ