“ほうりき”の漢字の書き方と例文
語句割合
法力100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
源氏物語は如何にまじないが一般的であったかを語っており、法力ほうりきが尊いものであるかを語っている。
魔法修行者 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
そして次第に法力ほうりきを得て、やがてはさきにも申した如く、火の中に入れどもその毛一つも傷つかず、水に入れどもその羽一つぬれぬという、大力の菩薩ぼさつとなられたじゃ。
二十六夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
それから其品それを戴いてこっちに帰って参りました。すでにその時に約束した、明日はマニの秘密法力ほうりきを秘密に授けてやるといいますから、ありがたい事と心得てその翌日
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)