“ひみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヒミ
語句割合
氷見66.7%
日見16.7%
干満8.3%
日氷8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
富山方面の氷見ひみいわしの丸干しなども、いわしとしては優れた美味さを持つものであるが、所詮いわしの味としての美味さにすぎない。
小ざかな干物の味 (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
日見ひみ峠、茂木もぎ峠に布陣して長崎を見下し、使をやって若し宗門に降らざる時は、一度に押し降って襲撃放火し、その後、勢いに乗じて島原城を乗取るべしと定めた。
島原の乱 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
おきしま荒磯ありそ玉藻たまもしほ干満ひみちいかくれゆかばおもほえむかも 〔巻六・九一八〕 山部赤人
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
弥勒夜叉みろくやしゃ、福原文蔵、石川竜右衛門、赤鶴重政、日氷ひみ忠宗、越智吉舟、小牛清光、徳若忠政、こういう人達の作られたような、『十作』のようなものは出来ないものかしら?
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)