“ひばがき”の漢字の書き方と例文
語句割合
檜葉垣100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
前をいく者はみなもう第三の角をまわってしまっていて、檜葉垣ひばがきぞいの静かな道にはとんぼがとんでいるばかりです。
決闘 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
だが、垣根のそとはこの通りなのだ。我身大事と檜葉垣ひばがきに身をすりよせて、まるでがけぶちを歩くようにして人々はこの道をゆくのだが、ほっとしたときの足もとはいつも泥だらけだった。
妻の座 (新字新仮名) / 壺井栄(著)