“ひすい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
翡翠96.2%
秘水1.3%
秘粋1.3%
翡翆1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
髪も多かったのがさわやいだ程度に減ったらしく裾のほうが見えた。その色は翡翠ひすいがかり、糸をり掛けたように見えるのであった。
源氏物語:48 椎が本 (新字新仮名) / 紫式部(著)
全身これ隙のごとく見せかけて、そうそうろうろう、つまずくように、爪探つまさぐるように、ソロソロと歩いて来る——のだが、全身これ剣精けんせい、構えのない構えは刀法の秘粋ひすいである。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
(このほん口繪くちえ御覽ごらんなさい)このかんむりはまったく純金作じゆんきんづくりでありまして、その五本ごほん前立まへたてにはちひさなまるいぴら/\や、うつくしい緑色みどりいろ翡翆ひすいちひさい勾玉まがたま七十しちじゆうばかりもぶらさがつてをりまして
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)