“ひじき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鹿尾菜37.5%
肘木18.8%
羊栖菜12.5%
鹿角菜12.5%
比自岐6.3%
鄙事記6.3%
鹿菜6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朋輩女郎の話で無ければ『二じき鹿尾菜ひじき』といつたやうな所謂苦界の勤めの悲しい囘想談である。
俳諧師 (旧字旧仮名) / 高浜虚子(著)
それはおもての舟梁ふなばりとその次の舟梁とにあいているあなに、「たてじ」を立て、二のたてじにむねを渡し、肘木ひじきを左右にはね出させて、肘木と肘木とを木竿でつらねて苫を受けさせます。
幻談 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
羊栖菜ひじき 一五・七四 一一・三七 〇・四九 五四・八四 — 一七・五六
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
此様こんうちへ泊りはしないが、お疲れだろうから一泊なさいとか、また鹿角菜ひじきに油揚の惣菜では喰いもしないが、時刻だから御飯をとか世辞にも云うべき義理のある愚老を、軽蔑するにも程があるて
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
梅園叢書 梅花心易掌中指南 売買極秘 馬関土産 博異記 博物筌はくぶつせん 博聞叢談 博覧古言 八門九星はちもんきゅうせい初学入門 八門遁甲或問鈔はちもんとんこうわくもんしょう 八卦辻占独判断 八宅はったく明鏡弁解 初夢歌合はつゆめうたあわせ 万金産業袋ばんきんすぎわいぶくろ 万物怪異弁断〔怪異弁断〕 万物故事要略 万宝大雑書ばんぽうおおざっしょ 万宝全書 万宝鄙事記ひじき 万暦ばんれき大雑書三世相大全
妖怪学講義:02 緒言 (新字新仮名) / 井上円了(著)
併しおかづは手輕てがるだ、葡萄豆ぶだうまめ紫蘇卷しそまき燒海苔やきのり鹿菜ひじき蜊貝あさりのおつゆ………品は多いが、一ツとしてたすにりるやうな物はない。加之味も薄い。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)