“ひぐま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
93.3%
羆熊6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひぐまにあらず、この国ではめったに見ることができない、というよりも、太古以来絶えて存在を許されていない種類の動物、唐国からくにの虎という獣に似たやつが一頭
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
さてまた大王が配下には、鯀化こんかひぐま黒面こくめんしし)を初めとして、猛き獣なきにあらねど。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
彼れは穴籠りの羆熊ひぐまのように眠っている、元より赤鬚の荒くれ男で。
スウィス日記 (新字新仮名) / 辻村伊助(著)