“ひあかり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
火明50.0%
燈盞50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その中で活動写真、寄席よせ酒場バア喫茶店カフエエなどの軒を並べて居るゲエテまちだけが地獄の色の様な火明ひあかりに赤くけぶつて居た。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
嬉しきときばかり親しまれる光ならば、それは祭りの提燈のであります。悲しき場合には点されません。悲しきときばかり懐かしめる光ならば、それは獄屋の庇に洩れる燈盞ひあかりであります。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)