“ぱや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……どんなに躾けがいいといったって、夜更かしが商売の茶屋稼業のことですから、六ツや五ツのと、そんなぱやく起きるはずはない。
平賀源内捕物帳:萩寺の女 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
そのお葉という女は小娘のときからいろぱやい奴で、十六の春から千住の煙草屋に奉公しているうちに、そこの甥の元吉と出来合ったことが知れて、その年のくれに暇を出され
半七捕物帳:36 冬の金魚 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
例によって釣りの腕前は知れているから、小さなきんこと称する鮒を三尾に、やなぎっぱやを五尾ほどあげると、それでくいが止ってしまった。
青べか物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
例によって釣りの腕前は知れているから、小さなきんこと称する鮒を三尾に、やなぎっぱやを五尾ほどあげると、それでくいが止ってしまった。
青べか物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)