“ばんのうかう”の漢字の書き方と例文
語句割合
萬能膏100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
疊の上に落ちてゐた赤い羅紗らしやの紙入を開けると、小菊が二三枚と、粉白粉と、萬能膏ばんのうかうの貝と、小判形の赤い呉絽ごろの布と——その布の裏には、ベツトリ膏藥が付いて居るではありませんか。
銭形平次捕物控:124 唖娘 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)