“ばんのう”の漢字の書き方と例文
語句割合
万能100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
父親が万能ばんのう早解りでありながら、一能に精通せいつうする能力に欠けていたからである。
親は眺めて考えている (新字新仮名) / 金森徳次郎(著)
小林少年は、いつもポケットにいれている万能ばんのうかぎで、ドアをひらいて、井上君といっしょに、部屋を出ました。
妖星人R (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
万能ばんのうナイフ、黒いきぬ糸のなわばしご(まるめると、ひとにぎりになってしまいます。)
灰色の巨人 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)