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ばんどうぼね
ふりがな文庫
“ばんどうぼね”の漢字の書き方と例文
語句
割合
坂東骨
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
坂東骨
(逆引き)
が、その直義とて、やはり土の子、一片の
坂東骨
(
ばんどうぼね
)
であったには違いない。前後、夢中であったにしろ、いまの彼たるや、別人のようだった。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
元来、母系は
勧修寺家
(
かんじゅじけ
)
の
公卿
(
くげ
)
出であったから、彼の母もわが子をただあじけない
坂東骨
(
ばんどうぼね
)
一辺の粗野な武人には仕立てたくはなかったのだろう。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そういう眼に出合っては、元来が、謝りたくても謝れない性分をもつ
坂東骨
(
ばんどうぼね
)
の盛綱は
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
生れながらの
坂東骨
(
ばんどうぼね
)
——未開地人の野性
逞
(
たくま
)
しき男である。
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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