“ばやし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
囃子67.9%
25.0%
7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
地方の民が、大蔵省へ馬で貢税みつぎを運び入れながら唄った国々の歌が催馬楽さいばらとなったといわれるが、田楽ももとは農土行事の田植え囃子ばやしだった。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ふゆはじきにれかかって、かなたのくろいすぎばやしあたまさむ西北にしきたかぜいて、うごいているのをていますと、またちらちらとゆきちてきました。
残された日 (新字新仮名) / 小川未明(著)
いや馬鹿ばやしいやだ。それよりかつゞみつて見たくつてね。何故なぜだかつゞみおとを聞いてゐると、全く二十世紀の気がしなくなるからい。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)