“はなむら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
花叢50.0%
花群33.3%
花村16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、紅葵の傍、向日葵の花叢はなむらの中、または戸毎こごとの入口の前、背戸せどの外に出て、子供まじりに、毛深い男女のぽつんぽつんと佇んでいる姿を見ると、人種の血肉は争われないものだと観た。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
大葉栗しろくなだるる花群はなむらは深大寺出でて布田ふだへ行く道
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
うちにいる時はそうするがね。毎日桶町おけちょうまで勤めに行くからね、昼は弁当だし帰りにゃ花村はなむらかどこかで一杯やらアな。」
雪解 (新字新仮名) / 永井荷風(著)