“はすみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
蓮見100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
早朝上野の不忍しのばずの池の蓮見はすみ歩行あるいて、草の露のいと繁きに片褄かたづまを取り上げた白脛しらはぎ背後うしろから見て、既に成女の肉附であるのに一驚を喫した書生がある、その時分から今も相変らず、美しい
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
二人の姿は、まもなく、不忍しのばずいけを見晴らした蓮見はすみ茶屋に上がっていた。
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)