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なんぢ
ふりがな文庫
“なんぢ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
汝
61.7%
爾
30.9%
伱
1.2%
你
1.2%
儞
1.2%
女
1.2%
子
1.2%
而
1.2%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
汝
(逆引き)
「ふん、海賊のおきまりの
脅
(
おど
)
し文句だ。『止れ、我、
汝
(
なんぢ
)
に語るべき用事あり。』と言ふんだらう。信号簿をくつて見るまでもないや。」
怪艦ウルフ号
(新字旧仮名)
/
宮原晃一郎
(著)
なんぢ(汝)の例文をもっと
(50作品)
見る
爾
(逆引き)
殿
(
との
)
よツく
聞
(
きこ
)
し
召
(
め
)
し、
呵々
(
から/\
)
と
笑
(
わら
)
はせ
給
(
たま
)
ひ、
余
(
よ
)
を
誰
(
たれ
)
ぢやと
心得
(
こゝろえ
)
る。コリヤ
道人
(
だうじん
)
、
爾
(
なんぢ
)
が
天眼鏡
(
てんがんきやう
)
は
違
(
たが
)
はずとも、
草木
(
くさき
)
を
靡
(
なび
)
かす
我
(
われ
)
なるぞよ。
妙齢
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
なんぢ(爾)の例文をもっと
(25作品)
見る
伱
(逆引き)
伱
(
なんぢ
)
何ぞ自ら欺くやと云はぬばかりに刺笑したるが爲に、一青年の心は
牽牛花
(
あさがほ
)
の苗の只一足に蹂躪されたるが如く、忽然として其の力を失ひ、突如として車を捨てて走るに至つたのである。
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
伱
(
なんぢ
)
の鍋で粥を造るのみよりは、伱の口腔で弼を造れ。伱の藥鋪よりのみ消化劑のヂアスターゼを得んよりは、伱の體内よりヂアスターゼを得よ。逃げ腰になつてゐて城の守れた
例
(
ためし
)
は聞かない。
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
なんぢ(伱)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
你
(逆引き)
武士たるもの
二〇
漫
(
みだり
)
にあつかふべからず。かならず
貯
(
たくは
)
へ
蔵
(
をさ
)
むべきなり。
你
(
なんぢ
)
賤
(
いや
)
しき身の
分限
(
ぶげん
)
に過ぎたる
財
(
たから
)
を得たるは
二一
嗚呼
(
をこ
)
の
事
(
わざ
)
なり。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
助、豊雄をにらまへて、
你
(
なんぢ
)
神宝
(
かんだから
)
を盗みとりしは
例
(
ためし
)
なき
一七六
国津罪
(
くにつつみ
)
なり。
猶
(
なほ
)
種々
(
くさぐさ
)
の
財
(
たから
)
は
一七七
いづちに隠したる。明らかにまうせといふ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
なんぢ(你)の例文をもっと
(1作品)
見る
儞
(逆引き)
儞
(
なんぢ
)
に欝懐の委曲を語りて、
修羅
(
しゆら
)
の苦因を晴るけんとぞ思ふ、と
大
(
おほ
)
ドロ/\で現はれ出た訳でも何でも無いが、一体将門は気の毒な人である。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
なんぢ(儞)の例文をもっと
(1作品)
見る
女
(逆引き)
燈火よ、客の
魂
(
こん
)
は
魄
(
はく
)
となりしかならざるか、飛遊して室中には
留
(
とゞま
)
らず、
女
(
なんぢ
)
何
(
なん
)
すれぞ守るべき客ありと想ふや。
松島に於て芭蕉翁を読む
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
なんぢ(女)の例文をもっと
(1作品)
見る
子
(逆引き)
況
(
いは
)
ンヤ吾ト
子
(
なんぢ
)
ト
江渚
(
こうしよ
)
ノホトリニ
漁樵
(
ぎよしよう
)
シ、
魚鰕
(
ぎよか
)
ヲ
侶
(
つれ
)
トシ、
麋鹿
(
びろく
)
ヲ友トシ、一葉ノ
扁舟
(
へんしゆう
)
ニ駕シ、
匏樽
(
ほうそん
)
ヲ挙ゲテ以テ
相属
(
あひしよく
)
ス、
蜉蝣
(
ふゆう
)
ヲ天地ニ寄ス、
眇
(
びよう
)
タル
滄海
(
そうかい
)
ノ
一粟
(
いちぞく
)
、吾ガ生ノ
須臾
(
しゆゆ
)
ナルヲ
哀
(
かなし
)
ミ
大菩薩峠:27 鈴慕の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
なんぢ(子)の例文をもっと
(1作品)
見る
而
(逆引き)
孫子
(
そんし
)
分
(
わか
)
つて二
隊
(
たい
)
と
爲
(
な
)
し、
王
(
わう
)
の
寵姫
(
ちようき
)
二
人
(
にん
)
を
以
(
もつ
)
て
各〻
(
おのおの
)
隊長
(
たいちやう
)
と
爲
(
な
)
し、
皆
(
みな
)
戟
(
げき
)
を
持
(
も
)
たしむ。
之
(
これ
)
に
令
(
れい
)
して
曰
(
いは
)
く、『
汝
(
なんぢ
)
、
而
(
なんぢ
)
の
(三)
心
(
むね
)
と
(四)
左右
(
さいう
)
の
手
(
て
)
と
背
(
せ
)
とを
知
(
し
)
るか』と。
婦人
(
ふじん
)
曰
(
いは
)
く、『
之
(
これ
)
を
知
(
し
)
る』と。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
なんぢ(而)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
なんじ
ナンジ
おまえ
そち
すなわ
おの
しか
なん
いまし
じょ