“なえぎ”の漢字の書き方と例文
語句割合
苗木100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
美濃の苗木なえぎなどでは普通にはスモトリバナで、白花の菫をジロバナ、これに対して紫色のをタロバナと呼んでいます。
桐の苗木なえぎを描いたもので、その苗木には三枚だけ葉が附いていたが、その三枚の葉が散ってしまった跡はもう枯木になってしまった、というのである。
俳句はかく解しかく味う (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
六年間苗木なえぎの生長するのを馬鹿見たようにじっと指をくわえて見ていなければならない段になって、敬太郎はすでに充分退却に価すると思い出したところへ
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)