“どもえ”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雲と竜ふたつどもえの件、丹下左膳、鈴川源十郎一味の行状なぞ己が知るかぎりお答え申しあげたお艶は、わが一身のことまでお耳に入れて恐懼きょうくしたまま
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
この三つは三つどもえのようにつながった謎の三位一体である。この謎の解かれる未来は予期し難いが、これを解かんと努めるのもあながちむだな事ではあるまい。
そのまた女を追って火焔を上げた男が、女の火を叩き消そうとして狂気のようにあせっている。火の玉が三つどもえになって、互いに追っ駈け合っているのであった。
生不動 (新字新仮名) / 橘外男(著)