“どどいつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
都々逸88.9%
都々一9.3%
都都逸1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
都々逸どどいつの声などがそっちから聞えて、うるさく手が鳴った。誰かが、「ちょッ」と舌うちして、鼻唄はなうたうたいながら起って行った。
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
最も恐るべくへたな恋の都々一どどいつなども遠慮なく引用してあった。すべてを総合して、書き手のくろうとであることが、だれの目にもなにより先にまず映る手紙であった。
手紙 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
日本の銭湯で、冷たい手拭をひたいにのせて、ゆっくりお湯にひたっていると、都都逸どどいつの一つも出て来るでしょう。
エリセーフ氏 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)