“とらわれびと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
囚人50.0%
捕擄25.0%
被俘人25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その行く手に廻り横から襲い、後から続いて武士や不具者かたわもの——城兵と囚人とらわれびとの人の群れが、混乱し渦巻いた。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「さあさあずっとおはいりくだされ。岩石ヶ城はご貴殿の物。我々はいわば捕擄とらわれびと。何んの遠慮がいりましょうぞ」
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
捕擄とらわれびとなどとはとんでもないこと。いずれもそれがしの賓客衆でござるに」
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
汝についてはまた汝の契約の血のために、我かの水なきあなより汝の被俘人とらわれびとを放ち出さん。(九—一一)