“ででむし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
蝸牛93.8%
蝸虫6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
斯ういうところは如何にも天真爛漫ナイーブで、俳人気質丸出しだね。あの人の句に、『蝸牛ででむしや清和源氏が鼻の下』というのがあるが、恐らくこの時の感想を現したものだろう。
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
二十六年故山こざんを出でて、熊谷の桜に近く住むこと数年、三十三年にはここ忍沼おしぬまのほとりに移りてより、また数年を出でずして蝸牛ででむしのそれのごとく、またも重からぬからひて
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)