“てぐさり”の漢字の書き方と例文
語句割合
手鎖100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
過ち火を出しても手鎖てぐさり五十日、地主、家主、月番行事、五人組から、風上二丁、風脇二丁の月行事まで、三十日乃至二十日の押込めといふ峻烈ぶりでした。
過ち火を出しても手鎖てぐさり五十日、地主、家主、月番行事、五人組から、風上かざかみ二丁、風脇かざわき二丁の月行事まで、三十日乃至ないし二十日の押込めという峻烈しゅんれつぶりでした。
寛政のむかし山東庵京伝さんとうあんきょうでん洒落本しゃれぼんをかきて手鎖てぐさりはめられしは、板元はんもと蔦屋重三郎つたやじゅうざぶろうふれにかまはず利を得んとて京伝にすすめて筆を執らしめしがためなりといひ伝ふ。
書かでもの記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)