“つるぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ツルギ
語句割合
80.3%
8.0%
4.8%
3.2%
鶴来1.6%
利剣0.5%
利劍0.5%
弦切0.5%
長剣0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
針といっても、長さ一間、はば一尺もある鋼鉄製のつるぎだ。その楔型くさびがたの鋭くなった一端が、彼の頸の肉にジリジリと喰い入っているのだ。
魔術師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
岩石がんせきつるぎのやうに削立つゝたつて荒磯あらいそへんだのを、兵曹へいそう元氣げんきまかせて引廻ひきまはされたので、ひどつかれてしまつた。
息はり、おもて打蒼うちあをみて、そのそでよりはつるぎいださんか、その心よりはゑみいださんか、と胸跳むねをどらせて片時へんじも苦く待つなりき。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
あのやうな良人をつとなに不足ふそくつるぎ刃渡はわたりするやうな危險あぶな計較たくみをするのやら、可愛かあいさうにあのひと仲町なかまちねえさんまでを引合ひきあひにして三方さんばう四方しはううそかためて、此足このあしはまあ何處どこ
うらむらさき (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「今日は辰之助を呼んで鶴来つるぎへでも遊びに行こうじゃないか」道太は言いだした。
挿話 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
人は利剣つるぎふるへども
若菜集 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
谷間たにま気流きりゅうをうけてそれたのか、あるいは弦切つるぎれの微妙びみょうな指さきに、なにかのおちどがあったのだろうか、とにかく、白鳥の峰へとどかぬうち、きりのごとくかげして
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
長剣つるぎさびを こうむりて
乞食学生 (新字新仮名) / 太宰治(著)