“つきごめや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
搗米屋50.0%
舂米屋50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
初めは市中の搗米屋つきごめやに至り低価ねやすに米を売るべしとて、僅の銭を投げ出し店に積みたる白米を理不尽に持行くもあり
ここへもみを持ち込むものが多くなり、その結果、市中の搗米屋つきごめや米踏人こめふみにんが恐慌を来たして、我々共の職業が干上るから、水車を禁止してもらいたいと其筋に願い出た。
娘に、油町の辻新つじしんという大店おおだな権助ごんすけを養子にして舂米屋つきごめやをさせ、自分たちは二階住居をしていた。
摺臼すりうすというものが入ってくる前には、玄米を得るのは木臼きうす手杵てぎねとの労働であった。上代の舂米部つきよねべの任務は今日の舂米屋つきごめやのそれとは異なり、主として籾を玄米にすることを目的とした。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)