“ちんせんき”の漢字の書き方と例文
語句割合
沈佺期100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
左伝癖さでんへきをもって称された、晋の杜預の後胤であった。曾祖の依芸いげい鞏県きょうけんの令、祖父の審言しんげんは膳部員外郎であった。審言は一流の大詩人で、沈佺期ちんせんき宋之門そうしもんと名を争い、初唐の詩壇の花形であった。
岷山の隠士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)