“ちば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
千葉72.2%
千場5.6%
千馬5.6%
智馬5.6%
5.6%
血腫5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もなくいんさまは三浦みうらすけ千葉ちばすけ二人ふたり武士ぶしにおいいつけになって、なんさむらい那須野なすのはらててわたしをさせました。
殺生石 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
それに目附畑十太夫と竹内数馬の小頭で当時百石の千場ちば作兵衛とがしたがっている。
阿部一族 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
千場ちば作兵衛も続いてみ入った。
阿部一族 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
麹町こうじまち四丁目千馬ちば三郎兵衛の借宅に、間喜兵衛、同じく重次郎、新六なぞといっしょに同宿していた中田理平次が、夜逃げ同様に出奔しゅっぽんしたという知せが同志の間に伝わった。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)
あり触れた和漢の故事を述べてまたその話かと言わるるをおそれ、唐訳の律蔵よりいとも目出たい智馬ちばの譚を約説して祝辞に代え、それから意馬いばはしるに任せ、おもい付き次第に雑言するとしよう。
多「じゃアうしても往くか、己此処まで来て敵もたずにあとへ引返すのか、なんだッて此の坊様はおっちばられて居たんだナア」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「そうだとも!」お藤は血腫ちばれのした顔をまわして
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)