“だげき”の漢字の書き方と例文
語句割合
打撃100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お島の聟になつて、寶屋を繼ぐ筈だつたとすれば、成程身を引くのが當然で、これはお島の死によつて一番大きな打撃だげきを受けたことになります。
「躰も無論惡いが」と暫らくして友は思出おもひだしたやうに、「それよりか、精神上せいしんじよう打撃だげきはもツと/\胸にこたへるね。」
虚弱 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
よりいっそう大きな打撃だげきをかれにあたえたのは、一通り案内を終わって、最後にかれの居室きょしつをのぞいたとき、それまでほとんど口をきかないでいた恭一が
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)