“たつと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
33.3%
13.9%
達等2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
果して暫くするうちに、たつとい儀式をする時の感じが次第に弱くなつた末に、とう/\只の習慣で贄を捧げてしまふやうになつた。
けもの雪をさけて他国へ去るもありさらざるもあり、うごかずして雪中に穴居けつきよするはくまのみ也。熊胆くまのいは越後を上ひんとす、雪中の熊胆はことさらにあたひたつとし。
その源をおろそかにして、どうしてまことの智をたつとび、まことの徳に從ひ、まことの美を愛するといふことが出來よう。
桃の雫 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
用明天皇二年、帝病あり、皇弟皇子等豊国法師を引いて内裏に入れたとあるのが、僧侶としての法師の語の初見である。次に崇峻天皇三年司馬達等たつとの子多須那が出家して、徳斉法師といったとある。
俗法師考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)