“たくさん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:タクサン
語句割合
沢山75.1%
澤山12.6%
数多11.7%
多数0.3%
絶対0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしこれは直接音楽と関係のある筋ではなく、その位の事なら、まだ他にも沢山たくさんあるだろうと思う、例えばヴァイオリンの胴の中に
探偵小説と音楽 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
それからまたどく』としるしてあるびんから澤山たくさんめば、それが屹度きつとおそかれはやかれからだがいになるものだとふことをけつしてわすれませんでした。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
勘作は起きあがって笊の中をのぞいた。大きな二尺ばかりの鯉が四ひきと、他にふなはやなどが数多たくさん入っていた。勘作は驚いて眼をみはった。
ある神主の話 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
妻籠本陣に付属する問屋場、会所から、多数たくさんな通行の客のために用意してあったような建物までがことごとく取りくずしてある。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
『ペケペケ。絶対たくさんペケある。二十五円二十五円。アンタは帰れ。モウ話しせん』
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)