“たいおん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
躰温42.9%
体温28.6%
大音28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
隼人は自分の肌に、西沢の躰温たいおんが残っているのを感じた。綱で吊られた隼人のからだに、西沢は両の手足でかじりつき、そうして身をちぢめながら躯全体でふるえていた。
ちくしょう谷 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
そのとき、すでに体温たいおんがなかつた。
金魚は死んでいた (新字新仮名) / 大下宇陀児(著)
ほととぎす山の法師が大音たいおんの初夜の陀羅尼だらにのこだまする寺
舞姫 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)